化粧品開発の現場で「抗酸化」は避けて通れないテーマです。ところが、ビタミンCなど従来の抗酸化成分は、活性酸素を受け止めたあとに自らが酸化され、条件によっては別の有害物質へ変わる懸念が知られています。
目的は肌を守ることなのに、使い方や組み合わせ次第で思わぬリスクになり得る—このジレンマをどう解くか。そこで注目されているのが「水素による還元」です。反応後に“水になる”という極めてシンプルな挙動が、製品設計の自由度を高めます。
水素は活性酸素と反応すると水に変化し、完全に無害化されるという特徴があります。副生成物の懸念が小さい—この一点が、従来の抗酸化物質との決定的な違いです。
原料としての取り回しも重要です。弊社の水素粉末「ハイドロ源」は、マグネシウムとクエン酸の錯体から成る粉末で、水に投入するだけで安定的に水素を発生させられます。複雑な装置や特殊な溶媒を必要とせず、処方検討の初期段階でも試しやすいのが特長です。
還元力の指標となる酸化還元電位(ORP)は、設計の意思決定に役立つ“わかりやすい物差し”です。「ハイドロ源」は、水道水の約+600 mVを−400〜−500 mVまで低下させた実績があります。これは「溶媒環境そのものを強力な還元側へ寄せられる」ことを意味し、活性酸素を素早く処理できるポテンシャルを示唆します。
使用直前に水と混練して水素泡を発生させるジェルパック。ダメージを受けた肌の活性酸素を水素が還元・除去する設計です。泡の視覚効果は使用感の満足度にも寄与しやすいというメリットもあります。
クレイ(泥)の吸着力と水素の還元力を両立。皮脂・汚れの除去と、酸化ストレス対策を同時に狙えるため、トラブル肌向けの週次ケアなどに適しています。
美容室等で水へ溶かして使用。コラーゲン等の補修系原料と併用可能で、頭皮・毛髪の活性酸素対策に。ブローやアイロンなど熱を伴う施術前後のケアにも組み込みやすいのが利点です。
「ハイドロ源」粉末1gから約80 mLの水素ガスが発生します。設計中で「いつ、どれだけ水素を供給するか」を計算できることは、効果の再現性や評価設計(ORP・溶存水素の簡易測定)に直結します。充填形態やパッケージ選定時には、水素の拡散・保持を考慮し、使用直前混練型や個包装などのオプションも検討すると良いでしょう。
活性酸素は、シワ・シミの原因となり、肌の老化を促進します。水素粉末は、反応後に有害な副生成物に変わらず、活性酸素を“水”として無害化できる新しい抗酸化アプローチです。
設計自由度、評価のしやすさ、ユーザー体験の演出のしやすさ—3つの観点で、次のプロダクトの差別化要素になり得ます。化粧品開発における水素粉末の活用、ぜひ検討してみてください。
化粧品原料としてのハイドロ源の詳細情報や、評価用サンプルの発注については、お気軽にお問い合わせください。